以前VistaでODBC接続でMySQLにCSEから接続はできたのですが、
今回は無料のOracle10g XEです。
簡単そうに書いていますが、実はかなりハマってしまい、
できるまでに12時間ほどかかってしまいました。
なぜこんなに時間がかかったかと言うと、理由はいくつかあって
1、Oracle Universal Installer(以下OUI)のバージョンをOracleに合わせる必要がある。
2、Vista対応のOracle ODBC Driver がどのOUIに対応しているのかがわからない。
一応、何パターンか試してみたのですが、MicrosoftのODBCドライバは私の環境だと
すぐに落ちてしまい使い物になりませんでした。
で結局成功したパターンですが
OracleのVista対応版の環境をここから丸ごと一式落として
その中に含まれるOUIとODBCドライバを用いたら10g XEにも無事に接続することができました。
手順を展開します。
?ダウンロードしたファイルを展開して直下にあるSetup.exeを起動する。
?必要なのはODBCドライバ、OUI、NetManagerのみなのでなるべく最小のインストールをするために、
「拡張インストール」を選択し上記3つのみをインストールする。

インストールが完了したら次にTNSサービスの設定を行うために、NetManagerを起動します。
?サービス・ネーミングを選択し、編集->作成を押下します。

?ネットサービス名を入力します。(何でも良いです)
?ネットワークは普通はTCP/IPを入力して次へ
?ホスト名とポート番号を入力して次へ

?サービス名には何を入れればよいのか私は結構悩みました。

結局のところサービス名にはデータベースの名前を入れればよいようです。
データベースの名前はOracleの場合にはHTMLDBから
ホームー>管理ー>データベースのバージョン情報のNAMEに書いてある内容を入力します。

Oracle10g XEの場合にはデフォルトではXEとなっています。
そして接続テストを行い、無事に接続が完了したならばTNSサービスの設定は完了です。
次にデータソースの設定を行います。
?データソースは「コントロールパネル」ー>「管理ツール」ー>データソース(ODBC)を選択
?ユーザーDSNから「追加」ボタンを押下する
?データソースの新規作成から「Oracle in OracleODBC」を選択する

私の環境では「OK」を押すと

というエラーのようなものが出ますが、無視しても大丈夫なようです。
OKを押すと以下の画面になります。
成功していれば先ほど設定したTNSサービスが選択可能となっているはずなので
選択し、データソース名も適当に入力、ユーザー名はOracleにアクセス権限がある
ユーザー名を入力。

接続テストがOKならばあとはそれを保存するだけでOK.
後はCSEを起動しデータベースー>接続をクリック

先ほど入力したデータソース名を入力してOKを押せばつながります。

以上。