おかげで、どうすれば安定したシステムを作れるか?どうすれば運用を楽に出来るか?などの
以前は持っていなかった視点・観点が身につきました。
また、大規模システムの運用にも自信がつき、今ならテストデータではありますが静的データならば、
4台のサーバーで秒間1万5000pvくらいまでは自宅の環境で捌けるようになりました。
さらにアクセス数が増えたとしてもスケールアウトの方法もわかっているため、
それほど問題にならずに拡張が可能です。
前書きはこれくらいにして、ある程度、インフラ関連にも運用に関しても自身が持てるようになったため、
新たなサービス提供を目指して自宅にサーバーラックを自作してみました。

ちょっと暗いかな。一応4台乗ってます。
基本、家にあった余った家具なんかをガリガリして作ったので、
完全に無料で作成しています。
なんでこれをやってみようかと思ったかというとpixivさんの素晴らしいインフラを見て
感銘を受けたということと、
Pixivさんで使っているインフラが「一般利用者向けサービス」と同じだったということがわかり、
自宅で十分本格的なサービスが可能だということを知ったからです。
というのも、今までは周りのWeb技術者達に聞いても、自宅でのサービス提供を安定して行うのは
アクセス数が多くなると不可能という共通認識がありました。
しかし、「はてな」さんも、元々はADSLでサービスを提供しておりましたし、
Pixivさんなんかはこれだけアクセス数が増えても、「一般利用者向けサービス」で契約していたことがわかり、
改めて行動する人たちこそが強いんだなと実感しました。
こういう情報を公開してくださった、pixivさんには本当に感謝です。ありがとうございました。