どうも。最近は子供(小学校2年、4年)にプログラムを教えたりしているのですが、うまくいかないですね。
電子ブロックやスマホアプリ系も試したのですが、うちの子には合わなかったようです。
遊びながら学べる系とかって、結局の所、比較対象はTVゲームとなってしまいます。
「楽しい!」と感じてはくれないので、自ら「プログラムやろう!」とはいつまでもならないわけです。
その点、Minecraft とか ドラクエビルダーズは素晴らしいですね。
まさに遊びメインで論理的思考を鍛えさせてくれると思います。
個人的なステップアップとしては
小学校低学年:ドラクエビルダーズ(データ管理、順次実行)
小学校高学年:Minecraft(レッドストーン回路による分岐、繰り返し)
中学生:MT4
がいいかな~と感じています。
何故MT4(MQL)がプログラム学習に向いているか?
1、お金という目的が明確でわかりやすい。
言語に良し悪しはあるにせよ、結局の所、言語仕様を理解した後に
必ず以下の問題に直面します。
・何をすれば良いかわからない。
・やりたいことが無い。
・何より、楽しくない。
その点、MT4は「お金を稼ぐ」という明確な目的があります。
お金を稼ぐためにはMT4で指示を出す必要があります。
MT4でできることを、MQLで自動化する。
プログラムしなくてもできることを、
プログラムで自動化するというわかりやすい学習理由が生じます。
プログラムの結果はバックテストによりはっきりわかります。
そして例え種が超少額だったとしても、
お金が増えるという事は、「楽しい」と感じると思います。
※少なくとも、MQLが使えて、バックテストを行える人が
パチンコ、スロットなんかにハマる事は無いと思います。
2、特化型の開発環境がある。
金融系に特化している分、機能が少なく
シンプルでわかりやすい作りになっています。
開発環境の設定で悩む時間は他のプログラム言語と比べても短いはずです。
3、オブジェクト指向も学べる
ポジションの管理などを、構造体+関数で行うよりも、
クラス+メソッドで行った方が圧倒的にメンテナンス性が高くなります。、
理解度が深まるにつれ自然とオブジェクト指向の考えが身に付き、
移行していきます。
4、世界経済についての理解が、異常に深まる
最初は普通預金、定期預金、金価格、ドル円くらいしか実感がわかないと思います。
理解が深まるにつれ、スワップ金利、債権金利、地政学なども理解していきます。
自身が損失を追う事によって真剣に学習する事は間違いないと思います。
5、一生使える。
非常に大事なことだと思うのですが、一生を通じてお金の運用は必須技能となります。
貯蓄が0円の時の年収500万円と
貯蓄が10億円の時の年収500万円は給与の意味合いが全然異なります。
後者では給与よりも運用の方に力を注ぐべきです。
運用は楽をしようと思えば投資信託などに預けてしまうのも一つの手ではありますが、
投資信託の運用商品は物によっては、MQLで簡単に実現できてしまうものもあります。
例えば「モルガン・スタンレー 新興国現地通貨建債券ファンド」などは
通貨別組入比率が公開されている為、自分で作成し購入することも可能です。
この時に自分で作れるか、投資信託に委託するしかないかでは生涯のリターンが大きく変わってきます。
例えMT4やMQLが陳腐化したとしても、金融系のプログラムは一度覚えてしまえば一生使えます。
6、いずれMT4からは卒業する
金融系のプログラムの理解が深まるにつれて、致命的な問題があるMT4(MQL)からは卒業し、
cTraderに移ると思います。
究極的にはFIX APIを叩ける、cTrader以上の環境は無いからです。
cTraderではC#を使うことになります。
MQLからC#への移行は、難易度は優しくは無いですが、
本格的なプログラミング言語を学習する良い動機になります。
ということで私の家では、中学生くらいから種1万円くらいを与えて
MT4を使った学習をやってみるつもりでいます。
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ぐらいんだぁ
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