単価が安い上に、学習意欲がある人なので、
長期的な視点で厳密な納期を儲けずに仕事をやって頂いています。
新技術などの要件を付けても、自分で学習してくれるので
時間制限を儲けないほうが品質が高いものが出てくるためです。
そんなデザイン会社さんとの間で、
最近、私が新たに学習した内容などを書いておきます。
1,HTML5のpattern
非常に便利でJavascriptの入力値チェックが不要になるのでは?と期待が持てる機能なのですが、
実際に動作確認を行った所・・・
入力値チェックが行われるブラウザ
PC用 Firefox
android chrome
行われないブラウザ
iPad Safari
iPhone Safari(中途半端に行われることも有り。iPadとは挙動が異なる)
android browser
入力値チェックが行われるタイミング
フォーカスが外れた瞬間
submitボタンが押された際
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重要:動的なフォームへの条件式は書けない。
本来入力値チェックを行いたくない項目であっても、
patternの記載があれば、入力値チェックが行われてしまう。
例えばラジオボタンで指定した項目のみ入力値チェックを行いたい場合や
チェックを入れると追加で入力フォームが出るようなフォームの場合でも
入力値チェックが走ってしまう。
よって、無条件でチェックを行う項目のみpatternの記載は可能である。
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2,HTML5のinput type="date"
2015年6月12日現在 このタグはまだまだ未対応の端末ばかりである。
AndroidBrowserではinput type="date"はVersion4.4以降になりようやく対応したばかりであり、
過去の端末は全く対応されていない。
以下のサイトにスマホからアクセスすると、「HTML5 “Forms 2.0” Tests」の箇所にフォーム 関連の
html5 タグ対応状況が表示されます。
http://fmbip.com/
ちなみに私が今年購入した端末でも非対応のタグは相当数存在しました。
まとめ
2015年の現在でもまだまだHTML5の「input type」は避けたほうが良い技術です。
勿論、HTML5とJavascriptの両方使う事がユーザビリティ的にもベストだとは思いますが
経営判断としてJavascriptのみという判断をする会社の方が多いのではないかと思います。
スマホの動作確認はコストが高いので
うちの会社では今後3年位はHTML5の「input type」を採用することはないかな~と思っています。
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