やってみて感じたのですが、広告とプログラマーというのは非常に相性が良いと感じます。
例えばキーワード広告の正規表現などはプログラマーはよく知るところですし、
広告ランク関連はSEO技術が必要です。
広告ランクの修正では、広告会社から指示を貰うのではなく、
自分で気が付いてどんどん手を入れられるので修正のスピードも桁違いです。
(以前は指示を貰ってから治すので、問題発覚後1,2か月は掛かっていました。)
サイト流入後の滞在時間などの分析はアクセスログ分析や
アクセス解析の知識が必要になります。
また部分一致のビックキーワードで配信を行った倍には、
ユーザーの検索語句は数千パターン以上となることもあるのですが、
キーワードの形態素解析、除外キーワードと、広告キーワードの競合抽出など
プログラマー以外には難しいような作業が結構あります。
恐らくほとんどの広告会社はここまで見れないですし、できないと思います。
apacheのアクセスログをtail しながら、sed, awkしていた人や
課金系サイトのデータ不整合などの調査・対応経験がある人は
広告の運用もうまくできると思います。
↑ ここまでが近況報告です。
掲題の件なのですが、除外キーワードには完全一致、部分一致、フレーズ一致が使用できます。
(管理画面上はこの3つとなっています)
実運用として除外キーワードでは「部分一致」以外はほぼ使いません。
例えば新車専門の自動車販売会社があったとします。
除外キーワードに完全一致で「中古」としても、「中古 自動車」では表示されてしまい意味が無いからです。
同様にフレーズ一致で「中古」としていても、「ちゅうこ 自動車」では表示されてしまいます。
意味が無いとは言いませんが、意外とユーザーの誤入力というのは多いのです。
部分一致で「中古」なら問題無く動作します。
ところが部分一致というのは本来とても危険でキーワードの拡張機能がある為、
「中古」が「旧型」、「型落ち」などのキーワードにも本来は拡張されてしまいます。
その為、部分一致は危険なので絞り込み部分一致のキーワード「+中古」を使おう!という思考になるわけです。
結論
除外ワードの部分一致のキーワードに「中古」と入れた場合、
デフォルトで絞り込み部分一致の扱いとなります。
明示的に「+中古」と入れた場合にはadwordsでは「中古」と入れたときと同じ挙動をします。
スポンサードサーチの場合には明示的に除外キーワードに「+中古」と
入れてしまった場合には、除外キーワードとしては機能しません。
この挙動の違いには注意してください。
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